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シェアハウス#6※完全自己満足
※勝手な妄想です。私の理想の羅列・・・ww
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カナミさんなんかあったのかな。
いきなり泣き出すから驚いた。
俺に何ができるか、、、
弾きながら気づかないふりして本当はめちゃくちゃいろんなこと考えて考えて。
涙を拭いてやったらもっと泣き出して。
そんな彼女を見てたら、胸が苦しくなった。
気づいたときには小さく肩を揺らす彼女が俺の胸の中にいた。
「・・・っ・・・っ・・・・ぐずっ」
『んもー、どうしたんですかぁ、急にぃ』
といって両手の親指で目の下をなぞる
「・・・っ・・・なん・・・か、わかんないっ・・・っ(笑)」
『んふふ』
笑ってごまかしたけど、赤くなった目と鼻がすごく愛しく感じて、
このまま俺のものになればいいのになんて思う。
そのときリビングから相葉くんが叫んだ。
『あー?今じゃなきゃだめ?』
くっそ、あいつ・・・。
心では、もう少し2人で・・・と思いながら、行ってもいい?って目で言うと、
もう平気!ってカナミさんお得意の強がりで、強い目で、訴えられて。
少しがっかりしつつドアを開ける。
真っ暗・・・・。
『・・・!?え!?相葉くん?』
ぼそっと言った俺の言葉をなかったことにするように
目の前がパァーっと明るくなってみんなの声が聞こえた。
部屋にいるカナミちゃんのほうを振り返ると、まだ赤い目でほほえんで「おめでとう」って言った。
やべぇ、かわいい。
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よし。
飾りつけOK。
ケーキOK。
プレゼントOK。
『相葉くんいいよ。』って小声で合図をすると、突拍子もない声で叫ぶからこっちがびっくりした(笑)
階段の下に相葉くん。
冷蔵庫の前でケーキを守ってるのは松潤。
テレビの前辺りに智くんが絵をもってスタンバイ。
クラッカーを構えてニノの部屋を見つめる。
そして、無事何年かぶりのクラッカーも成功、ニノも喜んでくれた。
ほっと胸をなでおろしかけたとき、俺の目に見えたのは、目尻が赤くなったカナミちゃんの姿だった。
ニノの部屋で何かあったのか。
嬉し涙か。
悲しいのか。
人間って一度にこんなにたくさんのことを考えることができるのかってくらい
いろんな思いが頭を巡った。
*****************
俺の見間違いか?
昨日のカナミの顔が気になって仕方ない。
あれは泣いた後の目だ。
昔から泣くとすぐ目が腫れちゃうんだよね~なんて笑い飛ばしてたけどさ。
和、あいつなんかしたのか?
いや、ひどいことはしないはず。
******************
おれだけかな。疲れてたのかなおれ。
いつもあんな顔してたっけな。
カナミちゃん。
泣いてた・・・?
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6/20
今日は雑誌の撮影。
もう3日も経つのに気になることがある。
あの日、ニノの誕生日の日、ニノの部屋のドアから見えたカナミちゃんの顔はなんかいつもと違ってて。
・・・。
『相葉さん、もうすこしはっちゃける感じで笑顔くださーい!』
『…あぁ!あはっ!いぇーー!!』
『心から楽しんでる感じで!』
『やぁ~!!』
大切な人が悲しい顔してると、移っちゃうんだよね。
もう、心配させんなよ。
みんな気付いてないのかなぁ。
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6/20
「あ、潤くん、おはよー!今日早いんだ。」
『うん。マジねみぃー』
ふわぁっとあくびをしてコーヒーを飲むと、いってきまーすといって仕事に行ってしまった。
私もそろそろ支度し始めないと、と朝ごはんを済ませて部屋に戻ろうとすると、
ちょうど櫻井くんの部屋の前を通るときに部屋から櫻井くんがでてきて鉢合わせた。
「わ!」
『おぉ!!びっくりした、おはよ。』
「ぉ、おはよ!」
『仕事?今日何時に終わんの?』
「うん、えっと、19時までには帰って来れると思う。」
『そっかそっか、大変やね。みんな夜仕事らしいんだけどさ、今日どっか食べ行かない?』
みんなの方が大変だよ~って言ってからOKの返事をして、待ち合わせ場所と時間を決めた。
外食って久々だな~。
着替える前で、よかった。
食べに行くならそれなりの格好しなくちゃね、と服を選んで家をでた。
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シェアハウス#8
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