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シアワセ分けてあげたい

駆け抜ける日々の中 ふっと心揺らした 五色の虹 僕の胸焦がしていく
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シェアハウス#10


ココマデ→シェアハウス#9


※当物語に登場する女の子の名前や、お店の名前等はすべて架空のものです。
※いろいろな情報から得られる嵐さんの情報は事実もありますが、
  時々事実とは一切完成のないものもございます。






『まぁー仕事とか大変だよねぇ。』
「ちょっと疲れがたまってたのかも・・・」

てへっとごまかして心配かけないように。。。

『たまには泣いてもいいじゃん。いつも笑ってればさ。』
ニカッと笑った笑顔が眩しい。

相葉くんは本当にいつも全力で楽しそうで、見ているこっちが幸せな気分になる。

そして、なんでかわからないけど、
なんでも自分だけで解決しようとする癖のある私が素直に人前で泣けるようになった。

「・・・そうだね。カナミ、たまに泣きます!はははっ。もうこの話はおしまいね?」
『うふふ、なにその宣言!わかった、おわりー。』

そう言って冷蔵庫に向かうとボトルを持って帰ってきて空っぽになったグラスに注いでくれた。
そんな些細な気遣いには頭が下がる。

それからまた他愛のない話をしているとおまたせぇ~と櫻井くんが帰ってきた。

「おかえり~じゃあ私も入ってこよーっと。じゃあおやすみなさい。」
『うん、先寝てるかも。』
「全然!電気とかも消しといていいので!」

そういって部屋に着替えを取りに行って再びリビングを抜けてお風呂場に向かった。



――――――――



お風呂から上がってリビングに戻るとまだ電気が付いていた。

「あれ、まだ起き・・・わ、大野くん」
『・・・あ、お風呂入ってたのか。2人、もう寝たよ。』
「うん。 ・・・大野くんは寝ないの?」
『いま起きた・・・ふふふ。帰ってきてすぐ寝ちゃってさあ・・・いま起きたとこ。』
「そっかそっか」


『・・・・・・。そういえばさ、あの、なんか、こないだ大丈夫だった?』
「え?何が?」
目が泳いでしまったことが今度は自分でもわかった。

『あの・・・ニノのたんじょうびの・・・』
「はっ、またその話・・・(笑)」

『え、おれはじめてだけど。』
「みんな同じこと聞くんだもん!(笑)私なら大丈夫です!心配かけてごめんなさい・・・」

『まじか、おれ、気のせいかな、とか思ってぇ、聞こうか迷ったんだよ。だいじょーぶならよかったけど・・・んふふ』
「気のせいにしておいてくれてよかったのに・・・。でも、ありがとう。」

『いやいや。』


「明日は仕事?」
『あしたはねぇ、ごごからかな?』
「じゃ、そんな早くないんだ。」

『うん。・・・てかさぁ、「大野くん」って呼びにくくね?
ほかのメンバーも名字で呼ぶよね?「二宮くん」とか。長くてめんどくさくないの?』
「え、あぁ、めんどくさいとか気にしてなかった。てか、10歳くらいも年上の人たちをそんなに馴れ馴れしく呼べません。」


そのとき、ガチャっと音がして右から二番目の扉が開いた。

『あれ、まだ起きてたの。』
「あ、うん・・・今お風呂から出たところなの。」
『なんの話してたんすか?』
「あ、そうそう、呼び方の話ー」
『呼び方?』


『うん、だってカナミちゃんさ、「大野くん」とか「二宮くん」とか名字+くんで呼ぶじゃん。長くて言いにくくないのかなって』
『あぁ、それ俺も思ってた。俺なんか「ニノ」とかしか呼ばれたことないから、めずらしいなぁって思ってたよ、うん』
「だってなんか馴れ馴れしいかなって・・・」


『じゃぁさ、呼び方変える?今日からこれです的な』
『あ、いいね』

「えーすぐ切り替えられるかなぁ・・・」

『間違ったら、罰ゲームね。』
さすが二宮策士。これは間違えたら恐ろしそうだ。


「んー、じゃあなんて呼んでいいの?」

『んふふ。もう2ヶ月もいんのにいまさらね。ニノ、カズ・・・ミヤ、ナリとかでもいいけど。』
といいながら彼は謎のキメ顔をした。


「やっぱニノ、かなぁー?・・・え、なんか無理そうな感じしかしないんだけど。せめて「くん」とかつけたい!」

『じゃあ、ニノくんか、カズくんにします?』


なんて提案しておいて、鼻の下が伸びている。
私なんかに言えなさそうだなんて思ってるんでしょ。


『にのくん・・・んふふ』
さっきまで黙っていた大野くんが突然しゃべりだした。
『あなたは呼ばなくていいんだよ!』
目尻を思いっきり下げてハハハっと大野くんが笑う。



『ちょっと、練習してみ?』
「えー!なんか照れるんだけど!」
『いーから、1回言ってみ?』

「・・・にのくん・・・・・・ブッ」

『はいダメ~笑うのも罰ゲームにしますよ。』
「えぇー怖いー!」


『んふふ、もう一個の方言ってみ?』
「えー・・・・カズくん・・・・・・・・んぐぅ」

『んふふふふ、んははっ!はい、アウト~』
「え!今こらえたじゃん!」


『おいらのも考えてよ』
『ちょっと黙ってください。』
食い気味で大野くんに切り返す二宮くんに思わず笑いがこぼれた。

「はははっ」



そんなやり取りをしつつ、
結局これからはカズくん、おーちゃんと呼ぶことになった。



距離が一気に近くなった気がして、照れくさい。


部屋に戻ってベッドに飛び込む。
なんか、今日は濃い1日だったなぁー。

実は仕事でミスをして落ち込んでいたけど、
みんなとのやり取りで、少し楽になった。

「かずくん・・・・おーちゃん・・・・・」

思わず鼻で笑ってしまった。


やっぱり無理でしょ!と枕に抱きついた。



⇒⇒NEXT:シェアハウス#11

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