シアワセ分けてあげたい

駆け抜ける日々の中 ふっと心揺らした 五色の虹 僕の胸焦がしていく
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シェアハウス#12 ~七夕~


※フィクション
※七夕の夜・・・。


ココマデ→シェアハウス#11









もう・・・呼び方変えるなんて、もともと苦手なのにこんな出会ったばかりの人たちをなんて無理だから。
でも、そんなくだらないことしてるのもちょっぴり楽しかったりしてね・・・

ちょこっとだけ幸せの混じったため息をつきながら
キッチンに戻った。


冷蔵庫から生地を取り出すと、土台と網目部分とに分ける。
土台を作り、煮詰めたりんごを並べていく。
見た目だけでもおしゃれになあれ、と網目模様を作って、
卵黄を表面に塗る。
温めておいたオーブンに入れて、ピ、ピ、ピ♪ 10分、と。





――時刻は19:00前。


今日のご飯担当は潤くんと、にのみや・・・ニノくん・・・だ。
頭の中で思うだけで無理な感じしかしない。
ちょっと涼もうかな・・・。
階段を上って二階のベランダに向かう。

窓を開けるとさっきまで降ってた雨は止んで湿った風がサァっと吹き込んだ。


「スゥー、気持ちいい・・・」

『スゥ・・・』

ビクッ



振り返るとニノくんがいた。

『止んだね。』
そういって隣に来て柵に背をむけてよりかかった。
「ちょっと、びっくりするじゃん!いきなり!ご飯の支度は?」
『え?潤くんにまかせてきた。』
「あ、またそうやってサボるんだからぁ、」
『サボってないよ、あとやるよっていうから、あ、そう、つって。』

「ふぅん。・・・で、何か私に用??」

すると彼は勢いよくフンッと鼻から息を吸い込んでフゥーと吐いた。

少し沈黙をおいてから口を開いた。

『罰ゲーム何がいい?』
「は?!選んでいいの(笑)」
『んまー今回は特別かな?』といってニヤリとした。

ちょっと、意味がわかならないんだけど、、、と思いつつにのくんのほうを向き、
「何がいいって・・・なんならナシにしてほし・・・・っ」
と、言いかけたとき



『ダメ』


柵に腕をついてグッと近づけた顔に息が止まりそうになった。

『それはダメ』
「・・・ぇ?」

裏返った声でなんとか聞き返す。


『聞こえなかったんですか?ナシとか、ナシ。』
「ちょ、うーん、えーーっと・・・・」
『・・・・。』

ニヤニヤしながら答えを待つ彼に焦って、とっさに口から出てしまった。

「いっ、1個だけ、言うこと聞く・・・・・・はっ・・・!!」
『じゃあ言うこと聞いてよ?自分で言ったんだから。』
「やぁーーー、ちょっとまった、今のナシ!」
『はい、決定~。選んどいてナシ!はないだろ。もう罰選ばせる権利あげてんだから。』

「ええーーー!いや、あの、お手柔らかに・・・」


両手を顔の前で合わせて懇願する。



『はいはい、いいの思いつき次第やってもらいますんで。』


といって、両手で私の手を挟むと、ご飯できるよ~といって先に降りていってしまった。

何をお願いされるかわからない罰なら自分で決めた罰をする方がマシ。
悔しい気持ちを押し込めて階段を降りる。


いい匂いに包まれながら食事をテーブルへと運ぶ。
潤くんにお願いしておいたアップルパイはちゃんとオーブンから取り出されていた。


そして、夕ご飯を食べ終える頃・・・。


ガサガサガサガサ・・・・


『ただいま・・・』
大きな笹を抱えた大野くん・・・・おーちゃん・・・が帰ってきた。


『どうしたのそれ?』
見るなり問いかける翔くん。


『仕事終わってちょっと船の船長んとこいったらもってけって言われて・・・
いらないって言ったんだけど、もって帰らされたの』

『そっかぁ!たなばただもんね!!』
相葉く・・・あ、まーくん・・・?・・・・は持ち前の明るさで相槌をうった。


それなら・・・と物置から潤くんが去年使い切れなかった短冊と折り紙、
残っていた七夕飾りを引っ張り出してきた。


『お、いいねぇ、願い事書く?』
翔くんの提案に賛成するとみんなでわいわい分担しながら輪飾りや七夕飾りを作った。



『おまえこれ太すぎんだろ!』
だんだん雑になるまーくんの仕事ににのくんがケチを入れる。


『智くんそれなに?』
おーちゃんの手元をのぞきながら翔くんが問いかける。
『これねぇ、笹といっしょにもらったんだけど、ここをこうやって切るとぉ・・・』
ジャーーンといって出来上がったのは網状の七夕飾り。
『おぉ、すげっ。七夕っぽいね!』



私と潤くんはみんなが作った飾りを受け取って、笹に取り付ける。
「よいしょっ・・・うはぁ、」
届かない・・・。
『貸してみ?・・・よっ!』
「お、さっすが!ありがと、ふふ」
頼まなくても気づいた潤くんがサッとやってくれる。



一通り飾り付け終わると、短冊に願い事を書いた。


『なぁににしよっかなぁ~』
まーくんは願い事を考えることまで楽しそう。


口々にどうしようと悩みながらみんなの短冊がそろった。


“マグロが釣れますように。”
釣れたらみんなに食べさせてあげるよってちょっとぶっきらぼうにおーちゃんは言った。

“結婚できますように。”
あ、その前に相手か・・・ハハハッって笑う翔くん。

“これからも健康に楽しくみんなといれますように!”
まーくんにしては意外と真面目なお願い事を書いてた。

“嵐さんが売れますように。”
あーでも忙しくなっちゃうなぁーんふふ。と笑うにのくんだったけど、
本当は、嵐がずっと嵐でいて欲しいって思ってるんだろうなーって思った。

“今度のコンサートが成功しますように。”
やっぱり完璧主義者の潤くんは、直近の細かいお願い事をいろいろ書いてた。



私は・・・



で 敵
き な
ま 恋
す 愛
よ が





そう、私は彼氏いない歴2年。
私にしては短い方なんだけど、そろそろ素敵な人に出会わなければ
私の思い描く人生プラン、30歳までに結婚が遠のく危険性があるんだーなんつって。


自分の短冊は自分で飾る。


「かんせーい!いいね!夏だぁ~」
『カナミちゃんなんて書いたの?』
「あー!櫻井くんダメー!」
『はい、お前もダメだぞ。』

さらっと潤くんに指摘された・・・。


『今のなしにしよっかぁ、あははっ』
「そうだよ、ナシナシー!」


『いや、2人ともですよ。』
そういうとこ厳しい二宮くん。


「『えぇーー』」


『じゃあ、これ、外に飾ってきてください。』
『あ、松潤やさしいっ♪』

いぇーい、と翔くんとハイタッチすると紐とハサミと笹をもってテラスに出た。


『うわ、痒ぃぃ、当たるんだよ、笹が!』
「あははっ大丈夫?頑張って!(笑)」
『ちょ、カナミち・・・カ、カナミ、笑ってないで手伝って!』
「ごめんごめん」


テラスの外にある柵に立てかけると紐で幹と柵とを結んだ。



「できたぁー、雨止んで良かったね。」
『ほんとだねぇ。ちょっと星も出てきてるんじゃない?』
「ほんとー?あ、ほんとだー!」


こんな都会でもちゃんと星が見えるんだ、と小さな発見をした。
狭い空に見える星にお願いことをして部屋に戻った。



みんなの願い事が叶いますように・・・。




⇒⇒⇒NEXT:シェアハウス#13


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