シアワセ分けてあげたい

駆け抜ける日々の中 ふっと心揺らした 五色の虹 僕の胸焦がしていく
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雷と翔くん



「ぎゃあぁぁ」


ソファの上で出来るだけ窓から遠い端っこにうずくまって耳をふさぐ。



外は嵐。



どしゃぶりの雨があたりを白く濁らせ



真っ黒な雨雲が不規則に光る。



ピカッ



「わっ、」




ゴロゴロゴロゴロ



「ひぃぃ」



※雷が大の苦手の彼女と翔くんのお話。
※完全あみかのイメージ!



「しょーくん・・・まだかな・・・早く帰ってきてよぉ~」



そんなことを考えながらひとりでは広すぎる部屋で雷が止むのを待つ。



   何時に帰ってくる?こわいよー>




1分と経たないうちに返事が来る



<もうすぐ着く!運転中!




ピカッッ!!!



「うぅぅー・・・」




あれから10分。



もうすぐってどれくらい?と、子どもみたいなことを問いかける。




ガチャ。

『ひぃー、だたいま!』



「・・・うぅん。」



ピカッ・・・・・・・ゴロゴロー



「うぅぅー」


『やっべ、まじやっべ!こえぇー』



帽子からはみ出た襟足だけが雨に濡れてギザギザしてる。


「しょーくぅん、おかえり、こっちきて・・・」

『ただいま、雷マジやばいね・・・』



そう言って私の隣に座るとソファが揺れて雨に濡れていつもより濃ゆい彼の匂いが鼻をかすめた。




ピカピカッ!!



「ひゃぁ!」『うぉぉい!』



ブランケットにくるまって縮こまる私。


胸の前で手を組んで肩をすくめる彼。



「こわいね」と目と目で会話する。




「・・・もうやだぁーーー」


『おぉ、泣ぁくなよぉ。笑』



そういって近寄るように座りなおすと、左手の親指が右目の下をなぞった。





「うわぁ、また光ったぁぁ」


『うぉい。・・・あ、そうそう、か、かみなりって一般的に15分でおさまるらしいよ。』



「・・・うそだ、私もうこうして30分は経つよ?」


翔くんは一瞬キョトンとして、ですよねーと呟いた。


『・・・ひとり怖かったっしょ?』



「うん」



『俺もさぁ、運転してて、車は安全ってわかってても怖かったもん。いきなりっていうのがダメなんだよねぇ。』



「そうそう。いつどこに来るかわからないし。・・・おさまるまでここにいてね?」



『うん。俺も一人じゃこえぇし、ははっ』



垂れ下がる眉と目が愛おしい。



『しばらくおとなしくしてよっか・・・』




そういって私がくるまっていたブランケットを開いて広げると並んだ二人を包むようにかけ直す。



「・・・雨もすごいし、空、こわいね。」

『・・・・・・あちぃ(笑)』



暑がる彼にわざともっとくっついてみた。



『おま、暑いっていったばっかだろ・・・・』


ピカピカ・・・ゴロゴロ


「『うぉぉ・・・』」




彼の腕にしがみつく。


暑いなんて文句言ってたくせに、光った瞬間に翔くんだってくっついてきたの、私は気づいちゃったんだ。ふふふ。




それから15分経った頃、光と音の間隔も広くなり、雷はおさまった。



『まぁじ暑い!はははは』


「あっつーい、・・・・うふふふ」



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