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シアワセ分けてあげたい

駆け抜ける日々の中 ふっと心揺らした 五色の虹 僕の胸焦がしていく
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シェアハウス#19

※ゆるくのんびり更新中

※とか言ってて、やっぱ妄想ならではの事したくなってきて。
※ピンク要素混ぜたくなるよね~なんつって。


ココマデ→シェアハウス#18


この短時間で?寝た?

さすがに勝手に部屋に入るのはまずいよね。

♪~プルルル

電話をかけてみたけど、出ない。

コンコン♪
『・・・。』

ちょっとだけ、見るだけ・・・


そぉーーっと、ドアを開けてみる。
相葉くんの部屋はみんなとちがって角にあるから、作りがちょっと違うみたい。
ドアを開けても部屋の全体は見えない。

そのままそーっと開けようとしたとき。

『何してんの。』
「きゃっ」

私の後ろには相葉くんが立っていた。

「・・・はっ!ごめんなさい!!」
『・・・いや、いいんだけどさ、もうちょっと、警戒心持った方がいいと思うよ。んふ』

そう言って左の口角を上げて笑った。

「警戒心?」
『もうちょい俺のこと男として見てくれてもいいんじゃないの。』
「・・・んっ」

ぽんっと頭に手を置いてリビングに続く階段を下りていった。


彼のセリフがこだまする。
なにが言いたいんだろう・・・。

よくわからないまま、彼の後を追って、リビングに行く。


階段を降りたのと同時にキッチンからコップを二つ持って相葉くんが現れた。


『お茶でいい?』
「・・・へっ、あ、うん、ありがと。」

『あのさ、これ見つけたんだけど、やんない?』

そう言ってリビングの上に置いてある箱を指さした。
ジグソーパズルだ。

「わ!やりたい!私パズル大好きなの!」
『ほんと?じゃあやろうよ!俺らだけで完成させて、どっかに飾ろっか!』
「うん!こんなんあったんだー」

そう言って箱を持ち上げて完成図の写真を見た。


・・・そのとき。
手から箱が滑って、見事に床にピースが散らばった。

「わ!!やっちゃった!ごめーん!」
『はははは!早速!ははは!もー(笑)』

ソファの下までちゃんと確認して、箱に戻した。

『よし!やろ!』
「うん!これ誰がかったのー?」
『松潤とかじゃないかなぁ、あの人ジグソーパズル好きだし。』
「え、勝手にやっちゃっていいの?(笑)」
『いいんじゃない?ふふふ。かなみちゃんが荷物片付けてる間、地下の物置見てたらさ、
隅の棚に何箱かあって。でも、ほら、ここ見て、はげちゃうくらい置きっぱなしなんだと思ってさ。』

相葉くんが指をさした箱の側面は日焼けで色が薄くなっていた。

『日が当たるところにも置きっぱなしだったほど手つけてないってことじゃん。
たぶん、松潤が買ってきて部屋に置いといたけど、邪魔になったから地下に片したんだよ、たぶん。』

だから、忘れてるから大丈夫でしょ、っていう考え。

そんな話をしながら、テーブルの半分はある額縁の上で隅のピースから組み立てていった。


―――


「わぁーこれ難しい!似たようなのばっかり!」

『ほかのにすりゃよかったなぁ』

「もう遅いよ(笑)」


そんなことを話ながら少しずつピースを埋めていった。



そして、時刻はあっという間に18:00

「んんーー!」っと伸びをしてソファに寄りかかった。

『これぜんっぜん終わんねぇな(笑)』

「そろそろみんな帰ってくるし、また今度続きやらない?」

『そうだね。』


そういってバラバラのピースを箱に戻した。
箱の蓋の方には同じ色のピースたちが仕分けられてて、
額の上には小さな塊が何個か乗っていて、
片付けるのにも一苦労。


額を持った相葉くんが階段をのぼる。
私は箱と、その蓋をもって後に続いた。

『絶対、落とさないでね』
「OK!気をつけます!」

そして、相葉くんの部屋の前で箱を床に置いてドアを開けて支える。

『ありがと』

私も箱をもって後に続いた。


綺麗に片付いた部屋は温かみのある色で統一されていた。


さっき、警戒心持てよっていったくせに、もう私ここにいるんですけど。
やっぱりよくわかんない。


あまり使ってないという小さなテーブルに額と箱を置いた。


「なんか変わった間取りで、秘密基地みたいだね!」
『おもしろいっしょ。』

角部屋だから部屋に窓が一つ多くて、
自分の部屋とは違う方角についている窓から外を眺めた。


「同じ家にいるのに、違う景色が見えて、新鮮・・・しかも、こっち西側だから夕焼けが見れるね!」
『そっかぁ…。あぁ、そうそう、たまにめっちゃ眩しいけどね(笑)』

そういって私の隣に来ると、窓の外を見た。

「みんな遅いねー、何時に帰ってくるのかなぁ?」
外を見つめる横顔に問いかけた。
『今日は、みんな遅めだったと思うよ。』
「そうなんだ。」

少し間があいた。


「いいなぁーこの部屋。夕焼け、キレイ・・・」
『交換する?(笑)』
「結構本気でしたいくらいだよ(笑)」
『そーんな好きなんだ・・・』
と言いながら外を行き交う車や自転車、歩く人を目で追う。
「うん!空がね、昔から好きでね、なんにもない青空とかも写真に撮ったりしてた。うふふ。
だってね、雲がなくても色がちがったり、少し雲があるだけで違う空になって、毎日変わるの。
しかも、同じ空って一つもないじゃん?そのとき見上げた空が最初で最後って思うと、
なんか興奮するんだよねぇ。曇りの空さえなんか好きな時もあるの。あ、ごめん。」

つい好きなことになるとしゃべりすぎる私の悪い癖。
聞いてなさそうな顔見てたら
あのね、あのね、ってもっと話したくなっちゃって。
まったくお節介というかなんというか・・・。

『え?全然もっと話しててもよかったのに(笑)けどさ、』
夕日をまっすぐ見たまま話し続けた。
『・・・ゆ、夕焼け見なよ、日、沈んじゃうよ?こっちばっかみてないでさ・・・』
そういって組んでる自分の腕に目線を落とした。

「・・・あ、そ、そうだよね。」
『うん、そう、あんま見られると照れるだろぉ、前見てろ・・・』

「・・・うん」


ぎこちない空気。
やだやだ、逃げ出したい。



・・・ううん、逃げ出したくない。

もうちょっとこのまま二人で夕日が見たい。



おてんとうさま、もう少しゆっくり沈んでください。

もう少し、ごまかす時間を私たちにください・・・。



それからも会話は続いたけど、
2人とも顔を見合わせることはなかった。




******


気になる人に
ずっと見られたら
照れない方が
無理だっつーの。


******



⇒⇒⇒Next:シェアハウス#20

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