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シアワセ分けてあげたい

駆け抜ける日々の中 ふっと心揺らした 五色の虹 僕の胸焦がしていく
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シェアハウス#33


ココマデ→シェアハウス#32


※たまには、こんなお話もどうかな~なんて。
※いつもと違う視点で。
※いつもは主人公がカナミなので、カナミの発言を「」、他を『』としてますが、
 この話だけは主人公のあるメンバーが「」、それ以外が『』になってます。






―Satoshi―


『リーダーいるー?』


部屋で番組のアンケートを書いたり、釣り情報の載った雑誌を読んでいたら
廊下から相葉ちゃんの声がした。


俺は声に出して返事をする前に部屋のドアを開けた。

そしたら、『おぉ、』と目を丸くした相葉くんがいた。

「どうしたの?」
『今日みんないないから、ごはんでもどうかなって!』
「いいねーどこ行く?」
『じゃあ、俺のおすすめのとこいこ!』
「いいよ。」



タクシーを呼んで、二人で乗りこむ。
相葉ちゃんと二人で飲むのは・・・あ、コンサートのときぶりか・・・(笑)


タクシーは雰囲気のある小料理屋に到着した。
相葉くんは店に入ると大将みたいな人と慣れた挨拶を交わした。


『「かんぱーい」』

「あ~~っ」
『うまいねー、リーダー何食う?』
「そーだなー、刺身食いたい。」

一通り注文して、飲みながら仕事のこととかを話した。



ふたりとも、少しふわふわしてきたのがわかる。



『・・・最近どう?なんかおもしろいことないの?』
「・・・えぇっ?おもしろいことぉ?んふふ、なんかあったかなぁ・・・」
『うん。ない?』
「・・・ないなぁ~ははっ」
『恋とかさ。んひひっ』
「恋?ないよ、そんな(笑) 相葉くんなんかあるの?」
『おれぇっ!?』
「うん」

わかりやすく目が泳いだあと、
うーん、んーー、いや、そーだなぁー
と、焦らすような言葉ばかり並べている。

これは・・・なんかあるな(笑)


「なんかあったでしょ(笑)」
『・・・んへっ?(笑)・・・・・・まぁ、あるっちゃあるし、ないっちゃないかな・・・ははっ』
「え、何?教えてよ。」
『・・・んんっ』

さっきまでふにゃんとしていた顔が少し引き締まる。
相葉くんは絶対に何か隠してる・・・というか、誰にも相談したくないのかな・・・


「・・・言いにくいんなら別にいいよ。」
『・・・んー、いや・・・』
「・・・。」

自分から話してくるのを待つようにして、
あんまりなんにも考えてない風でおつまみをつまみながらビールを飲んだ。


彼は少し考えてから口を開いた。



『・・・とりあえずさ、ここだけの話ってことにしてくれない?』
「・・・ぉ、ぉぅ。」
『・・・俺らしくないかもしんないけど聞いてくれる?』


口元が少し笑ってる。
照れ笑いかな?
相葉ちゃんらしくない言葉に少し驚いた。

・・・でも、聞いてあげたい。



「うん、聞く聞く。」
『・・・俺、好きかもしれないんだよね・・・』
「・・・?」
『・・・・・・かなみが・・・』
「・・・うぉ、まじか。」
『・・・うんー。 でもさぁ・・・』


相葉くんは、続きを言うのを少しためらって、グラスに少し残ったビールを飲み干してから続けた。



『・・・んんっ、』

咳払いが緊張を伝えてくる。
俺はずっと黙ってきいてた。


『・・・最初かなちゃんがあの家に来た時は
普通に松潤の幼馴染って思ってたから
なんとも思ってなかったんだけど、
最近、夢に出てきたり、ロケ行ってお土産選ぶときとか、
まずあの子の顔が浮かぶんだよね…』

「・・・うん」

『それで、もしかしたらって、思ったら、、、考えるようになっちゃって・・・』

「・・・。」

『すごく純粋で、お金持ちの家で育ってるのに謙虚でしっかりしてて、いい意味で庶民派でさ。』

「・・・あー。わかるわかる」

『この間風邪ひいてダウンしてた時もさ、めっちゃ面倒見てくれたんだよね。マジいい子で。』

「・・・うん。」



『でもさぁ・・・』

そう言うと、うつむいてゴクリと喉を動かした。
大きく息を吸い込んで吐いて。
俺まで緊張しちゃいそうな空気。


『・・・かなみには好きな人がいると思うんだよね・・・』

「・・・。」




・・・それには俺も気づいていた。


しかも、その矢印の先が相葉ちゃんじゃないことも・・・・・

そして、メンバーのひとりだということも・・・・・



『おれ、どうしたらいいんだろ・・・』

震える声で、口だけ笑ってそう言った。



「・・・うーん、むずかしいね」
『・・・うん・・・』
「・・・ちょっとゆっくり考えよう。たぶん、まだ時間はあると思う。・・・・なんとなく。」
『・・・ありがとう、リーダー・・・、話してすっきりした!』
「んふふ、いや、なんにも解決できなくってごめんね?」
『ううん!全然全然!むしろ、俺一人の悩みに巻き込んじゃってごめんね。』
「いやいやいや(笑)」



それから、違う話をしながらかなり飲んでしまった。







ふらふらしながらも相葉くんが翔くんに迎えをお願いしたいと連絡した。


[俺はまだ仕事が終わらないから厳しいけど、かなみならいけると思う!かなみには悪いけど!]


と、返事がきたらしい。



それを聞いた俺は少しだけ酔いが覚めた気がした。
いや、俺だけじゃなく相葉くんもだと思う。


噂をすれば・・・なんだっけ。



「タクシーにする・・・?」
『いやいや!いつもと違うことしたらおかしいし、かなみにたのも!俺はへいき、へいき!』
「・・・うん。」




それから、ふたりで彼女の迎えを待った。




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