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シアワセ分けてあげたい

駆け抜ける日々の中 ふっと心揺らした 五色の虹 僕の胸焦がしていく
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シェアハウス#37



ココマデ→シェアハウス#36



※このお話の年末はこれから!w
※フィクションです!
※紅白等は現実とリンクしてます。。。







♪~~♪~~~


鼻歌を歌いながらキッチンを行ったり来たりする。 
料理をしている時間が一番好き。

人の為だともっと幸せな気分♪



月日が経つのは早いもので、、、


もう12月15日。
あと半月もすれば今年が終わってしまう。



そうそう、今日のメニューは特別で・・・


今日はお祝いしなくちゃだから・・・



今年も紅白の司会に大抜擢された5人のために
気合と愛情を込めて手を動かす。



今日は5人とも最後の仕事が同じって言ってたから同じくらいの時間に
帰ってくるはず。

びっくりさせようっと♪

ひとりでサプライズを考えながら勝手にウキウキしていた。


お赤飯と鯛めし。
大根と人参のなます。
しょうががたっぷり入ったなめこ汁。
鯛の茶碗蒸しと、
メインディッシュは豚の生姜焼き!


わたしったら、はりきりすぎ・・・?

でも、年末はみんな揃うのがなかなか難しいだろうし、
クリスマスはきっと洋食だし・・・



んーー・・・・まいっか♪


久しぶりに気合をいれて料理を作ってる自分に酔いしれながら、
あとは盛り付けるだけになった。



ピンポーーン。



静かな家にチャイムが鳴り響く。
わざとらしく「はーい」といいながら玄関に向かう。
インターホンの画面をちらっと見ると不思議そうな顔をした翔くんがいた。

「おかえり」
『ただいま。なんで鍵・・・』
「あ、つい、ね?(笑)」
『えぇ?あ、そう(笑)・・・あ、めっちゃいい匂いする!』
「ちょうど出来上がったところなの、そろそろみんなも帰ってくる?」
『あ、今日みんな同じ車だからもう来ると思うよ』
「すぐ準備するからリビングでまってて!」

私はそう言い残してスタスタとキッチンに戻った。



――――


鍵かけるなんてめずらしいな・・・
なんで今日に限ってかけてんだ。鍵持ってきてねぇよ・・・。

『ちょ!ちょっと待ってて、鍵閉まってるからあいつ玄関まで来るかも!』

ヒソヒソ声の最大音量でみんなに呼びかけてインターホンを鳴らした。



「まってて!」

なんかやけに急いでるけどどうしたんだ??


――――




キッチンに戻って盛りつけを始めた。


『なんか手伝う?』
「あ、相葉くん、おかえり。・・・じゃ、じゃあそこの小鉢と、飲み物運んでもらっていい?」
『はーい。ってか今日なんか気合入ってんね!何かあったっけ?』
「え?あ、あー・・・今日休みだったからさっ!気合入れてみた!!えへへ」
『ほぇー。しかもめっちゃうまそうな匂い!』
「うふふ」



そして、みんなが揃ったところで、
大皿にお赤飯と鯛めしを半分ずつよそってリビングに・・・・





・・・・と、その時、突然部屋が真っ暗になった





「わ!え?停電??」

私はお皿を落とさないように手探りでカウンターの上に一旦置いた。


やけにリビングが静かでなんかこわい。


「・・・ねぇ、相葉くん?誰かいる?」


真っ暗でなにも見えない部屋をぐるりと見回すと、
突然オレンジ色の細かい光が視界に入った。

光の方向は、玄関とリビングをつなぐ扉。



すると・・・・




♪~はっぴばーすでーい とぅー ゆー



え・・・?



♪~はっぴばぁすでーい とぅー ゆー



その光はロウソクの灯りで、
ニノくんの顔が暖かく照らされて、
だんだんこちらに近づいてくる。



♪~はっぴばぁーす でーい でぃあ かーなみー


ロウソクの数は23本・・・・


私の・・・・



♪~はっぴばーすでーい とぅー ゆー



『ふぅー!!!』
『おめでとう!!!』
『かなみちゃんおめでとう!』


声が行き交う中、部屋がぱあっと明るくなった。


そして、ニノくんは顎で「ほら、消して」と私に合図した。



「ふぅーーーーー、ふぅー、ふぅ・・・」

『いえぇー!!!』


「・・・・うそ!?ありがとう!!!」

『遅ぇ(笑)』


ようやく状況を判断した私はみんなの顔を順番に見回した。
だって、私の誕生日なんて・・・・



「だって、もう、ぜんぜん、まえ・・・・」

『そうなのよ、まじごめん!』
『12月2日でしょ!?おめでとう!!』


「ううん!!うれしい!ありがとう、みんな・・・。」

また目頭がキューンと熱くなりかけた。

そのとき、目の前のニノくんが小さい声で
『まーた泣くんですか』って笑うからつられて私も笑った。


『ちょうどこんな立派なディナーの日でよかったね!』


といって、私を座るように促すみんなに「ちょっとまって」というと、
ご飯をもってリビングに向かった。


「じゃーーん!!」

『うぉ!?』
『せきはん・・・?』

「紅白歌合戦、司会おめでとうございます!」

『まぁじ!?』
『ありがとうございます!』


「・・・って、これが今日の一大イベントだったのにぃ(笑)」

『あははは!』
『まぁまぁ、いっぺんにお祝いしちゃおうよ!』


みんなでご飯を食べて、ケーキも食べた。


すごく、胸がいっぱい!


今日はゆっくりしてて、と言ってみんなが後片付けをしてくれた。


『びっくりした?』

ふんわりとした声で翔くんが聞く。

「うん!だって、今日は私がみんなを驚かせるつもりだったんだもん。
完全に油断してたよ!誕生日なんて、もう2週間くらい前だし・・・」

『ははっ。ほんとはさぁ、家に入る瞬間にしようと思ったんだけど、
鍵かかってるし、なんかあなた急いでるっぽかったから完全にくるった(笑)』

「ごめんごめん!(笑)」


『いやぁ~うまくいってよかったね。』
『あ・・・大野さん、じゃあ、ちょっとアレを・・・』
『おぉ・・・!』

「???」

『改めまして・・・・んんっ、誕生日・・・おめでとう!!』


そう言ってジャーン!と目の前に出されたのは、
私の似顔絵と、写真がたくさん貼ってあるコルクボードだった。


「えーーーー!!ありがとう!!」

『あと、ひとりずつ・・・』

「うそうそ、そんな、申し訳ない・・・・」

『いいのいいの。』



翔くんからは、ティーポットとカップと紅茶セット。
相葉くんからは、ハンドクリームセット。
ニノくんからは、大きなブランケット。
潤くんからは、シネラリアという花の鉢植え。



「・・・こんなにたくさん頂いちゃっていいの・・・?」

『何言ってんのー誕生日なんだからいんですよ!』

「どれも、すっごく嬉しいです!ありがとう・・・」


ボードには家事をする私をまるで盗撮かのような角度で撮った写真もあって、
みんなで笑いながら眺めた。

いつも家事してくれてありがとうって、意味がこもってるんだって。


みんなからはこういうふうに見えてるんだな・・・
っていう嬉しいのかよくわからない発見をした(笑)


でもそういうところがとても彼ららしくって嬉しかった。


忘れられない誕生日になった。
(私からのサプライズが中途半端になったことも含めてね。笑)






――



それから、また忙しい日々が続き、気づけば2日後にはクリスマスが迫っていた。





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